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うれしい言葉 耳の痛い言葉

Aさんには、30年以上前に高校時代の恩師から教わって、今でも心に留めている話があるといいます。
――誰かについての「いい話」……例えば「よいことをした」とか「すばらしい人だ」といったことは、直接本人に伝えるより、むしろ周囲の人たちに伝えよう。「いい話」を聞いたら、みんな心温まる思いがするでしょう。直接の褒め言葉はおべっかのようになって、お互いのためにならないこともあるが、巡り巡って本人の耳に入った言葉なら「自分の知らないところで、そんなふうに言ってくれていたのか!」と、かえって喜びが大きくなるのではないかな。反対に、「よくない話」……失敗したことや、欠点・短所にかかわることは、周囲の人たちには一切言わないこと。「忠告」「注意」は誰もいない場所でこっそりと、直接本人に教えてあげなさい――
確かに「人を介して伝わる言葉」は、かかわる人が多くなるほどにインパクトが大きくなるものです。
「よくない話」を本人のいない場所で第三者に言えば、陰口になります。自分が陰口をたたかれていたことを知って、うれしく思う人はいないでしょう。たとえ自分に非があり、その事実を指摘されたにすぎないとしても、人を介して自分の耳に入れば、ますます受け入れがたい気持ちになるのではないでしょうか。
そして陰口は「たまたま耳にした第三者」にとっても気持ちのよいものではありません。仮に同調しながら聞いた場合は、話題の人物を心の中で見下したり、あざけったりすることになるのでしょうから、話し手も聞き手も冷たい心が増幅され、嫌な雰囲気が広がっていくことでしょう。
私たちの言葉は、よくも悪くも周囲の人たちに影響を及ぼします。もしかすると、私たちが思う以上に大きな影響が生まれているのかもしれません。
「よい影響」であれば、ぜひ広めていきたいものですが、「悪い影響」は極力抑えるべきでしょう。また、万が一にも陰口に打ち興じているとしたら、自分の口から発した「よくない話」を一番近くで聞くことになるのは自分の耳であるという点も、心に留めなければなりません。
近年は通信技術の発達により、少し前までは想像もつかなかったほど、多種多様なコミュニケーションの手段が生まれました。遠く離れた場所にいる人に対して、または不特定多数の人に向けても、手軽に言葉を伝えることができるようになっています。そうした場合も、顔と顔を合わせて言葉を交わす際と同様に「言葉が自分と周囲に与える影響」や「相手を思いやることの大切さ」を心に留めておかなければならないでしょう。
「言葉は身の文」といわれます。言葉とは、その人の人間性を表すものであるということです。日々に発する言葉のもととなる、自分自身の内面にも、あらためて目を向けていきませんか。
令和元年12月号
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