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November 8, 2019

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親孝行の第一歩

November 8, 2019

 

 中国の古典(『孝経』)に、次のような言葉があります。

「身体髪膚、これを父母に受く。敢て毀傷せざるは、孝の始めなり」という言葉が中国の古典『孝経』にあります。私たちの体は毛髪・皮膚に至るまで、すべて親からいただいたもの。それを痛めたり傷つけたりしないようにすることが、親孝行の始まりであるという意味です。

 

 私たちは、親祖先の存在があって、この世に生まれてきました。親にすれば、子供が社会的に高い地位を得て、経済的に豊かになっても、常に親はわが子の健康を心配し、気づかっているものです。その意味で、私たちはまず自分の健康に気をつけて、親に安心してもらうことが大切です。それが、親孝行の第一歩といえるでしょう。

 

 また、「就職は親孝行の一つ」という話を聞いたこともあります。実際、私が就職したとき、両親は大変喜んでくれました。自分自身が親になってみて、親の気持ちが少しだけわかります。親に甘えていた私が自立して巣立っていったことで、私が思う以上に親は安心したのでしょう。

 

 ところで、私には二歳下に弟がおり、私と同様、両親の近所に住んでいます。しかし、まったく実家に寄り付かず、連絡もほとんどしてきません。それでいて自分の都合のよい時やお願い事をするときだけ、両親に連絡をしてきます。そうした弟に思うところはあるのですが、母は「男の子は自分の子というよりも、社会の子として授かったつもりで育てているんだよ。自分の手を離れた時に、少しでも世の中の役に立ってくれれば、それでいい」と、私に話してくました。

 

 思い返してみれば、弟も一生懸命に仕事をして、家族を養っています。親孝行の第一歩を踏み出せているのかなとも感じています。

 

 ただ、まだ未熟ながらも自分自身が親になって感じるのは、わが子たちに何かを自分に対してしてほしいとか、将来こうしてほしいという気持ちが、思った以上にないことです。それよりも子供たちが元気で幸せになってくれれば、それが一番。それ以上は望まないと感じることが多くなりました。そういった意味では、私も親孝行ができているのかなと思いますが、それを口にしたら母に怒られそうです。

 

 日々の生活の中で、いろいろと学び、考えながら、できることを一つ一つ実行し、なにより、自分が後悔しないために、「親孝行の第二歩目」を踏み出したいと考える次第です。

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