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挨拶する人、しない人

September 10, 2019

 

 

 今から10年ほど前、息子がまだ幼稚園に通っていた時のこと。息子がこんなことを言い出しました。

 

「先生は“挨拶をしよう”ってボクたちに教えてくれて、毎日、みんなと挨拶をするし、みんなも挨拶をしてくれるけど、幼稚園の前の家のおじいさんは、なんで挨拶してもいつも黙っているのかな」

 

 私が何と言えばいいのか言いよどんでいると、妻がこう答えました。

 

「そうかぁ。毎日、教わった通り、ちゃんと挨拶しているんだ。偉いわね。それでね、お母さんにも“挨拶してくれない人”っていたんだ。最初はムスっとした顔で何も言わかったんだけど、何度も挨拶するうちに、少しずつだけど挨拶してくれるようになったんだよ。○○君も、教わった通り挨拶を続けていって、おじいさんが笑顔で挨拶してくれるようになったらいいね」

 

 息子は少し考え込むようなそぶりをしてから、「うん!」と返事をしました。

 

 

 挨拶の大切さは言うまでもないことですが、そもそも相手からのリターンを期待してするものではありません。返ってくる・こないではなく、自分がするかしないかが大切です。最近では、知らない人に声をかけてトラブルになる事案が取り上げられることがありますが、そうしたケースは例外であり、きちんとした態度で挨拶をされて気分を害する人などいません。

 

 家庭の中においても、挨拶を交わすことなく笑顔もない日常よりも、挨拶と笑顔にあふれる日常のほうが好ましいでしょう。それは社会においても同様です。「自分から行う挨拶」の先には、そうした好ましい家庭、社会があるのです。

 

 挨拶をするとき、相手の様子をうかがうことになります。「おはよう」「こんにちは」と言いながら、“今日は元気そうだな”“今日はちょっと辛そうだな。何かあったのかな”と、いろいろと相手のことを気に掛けます。挨拶は、このように相手のことを考える機会となり、それは思いやりの心につながっていくのではないでしょうか。そんなことを、最近、考えています。

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