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伝えよう 心からのありがとう

September 1, 2019

 

「ありがとう」――それはたったの五文字ですが、人間関係に潤いを与える、とても大切な言葉です。ただし、ふだんはあまり気にも留めず、何げなく口にしている場合もあるかもしれません。

 

 誰かから親切にしてもらって、お礼を言うときのことを考えてみましょう。同じ「ありがとう」という言葉をかけるのでも、内心“これぐらい、大したことではない”と思いながら言うのと、“おかげさまで、助かりました”という心からの感謝を込めて言うのとでは、まったく違う響きをもって相手に伝わるのではないでしょうか。

 

 もちろん、相手の心に喜びを生み、お互いの絆を強めてくれるのは、心からの感謝を込めた「ありがとう」でしょう。

 

 そこに込める「心」を、あらためて見直してみると、「ありがとう(有り難う)」とは「そのように有ることが難しい」という意味です。それは「当たり前ではない」ということでしょう。

 

 与えられた状態を「当たり前」と思ってしまうと、ありがたみは見えにくくなるものです。とりわけ家族のように近しい間柄であればあるほど「相手がこれをやってくれるのは当たり前」「自分も相手にしてあげていることがあるのだから、お互いさま」などと思ってしまいがちではないでしょうか。また、ありがたみが分かっていたとしても、気恥ずかしかったり、「今さらそんな他人行儀なことを言う必要はない」と思ったりして、なかなか素直に「ありがとう」を言えないものかもしれません。

 

 しかし、世の中に「当たり前」はないはずです。私たちの日常に隠れている「有り難いこと」の一つ一つに目を向け、そのありがたみをしっかりと認識するほどに、喜びを感じる機会が増えていきます。否定的な考えから「ありがとう」は生まれません。何事にも感謝できる人は前向きで、喜びをつくるのが上手な人といえるでしょう。

 

 そして、心からの「ありがとう」の言葉は、相手に“あなたのしてくれたことを、私はきちんと認識しています”“あなたのことを大切に思っています”というメッセージを伝えてくれます。そのメッセージこそが、相手の心に喜びをもたらし、私たちの人間関係に潤いを与えてくれるのではないでしょうか。

 

 お互いの心に喜びをもたらし、人生を輝かせる「ありがとう」の言葉。まずは一番身近な人に向けて、心からの「ありがとう」を言ってみませんか。

 

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