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子は親を見て育つ

May 20, 2019

 

 

 今年の母の日は、例年のようにカーネーション主体の花束を買い、電車で1時間かけて、大学生の娘、中学生の息子と一緒に実家へ帰りました。

 

 家に着き、玄関まで出てきた私の母(息子にとっての祖母)へ、息子が花を差し出します。家に上がって、まっすぐに仏壇の前へ行き、手を合わせると、子供たちが私に続きました。

 

 

 私は子供の頃から仏壇に向かって手を合わせ、線香を供えることが好きでした。私の両親が田舎に帰るたびに、いの一番にそうしていたのを見ていたからでしょう。子供だった私は、“楽しいから、親はそうしているのだろう”と考え、マネをしていました。実際のところ、線香に火をつけるアクションは子供心に面白いものでした。

 

 そうした理由で、私も仏壇があると手を合わせて線香を立て、それを褒められるから得意になって仏壇に手を合わせるというサイクルで、仏壇に手を合わせ続けていました。

 

 中学生になる頃か、仏壇の前で手を合わせるという行為は、先祖供養を目的としているという本来の意味を知り、自分はなんとバカだったのかと反省とともに苦笑したものです。とても真実を親に言えません。ただ、そもそものきっかけは仏壇の前で手を合わす親の姿であり、親から先祖供養の大切さを学んだと言えます。

 

 子供たちは、実家に戻るたびに競い合うように仏壇前に駆け込んで手を合わせています。いつ頃からか、火災防止のために線香に火をつけることは中止しているので、仏壇に手を合わせる理由が、「線香に火をつけるのが楽しいから」などという理由はありえません。彼らがどのような気持ちで仏壇に向かっているのか興味がありますが、あえて聞いたことはありません。

 

「子は親の背を見て育つ」ということわざがありますが、事実だと感じます。まさにその通りで、親が良い行いをすれば子供はそれを真似します。

 

 私が家の片づけをしている時、息子は祖母と共に買い物に出かけました。買い物から帰ってくるなり、私がいつも食べているお菓子を差し出します。中学生になるとテレが出るのか無言です。私は「わざわざ買ってきてくれたのか。ありがとう」と言って受け取りました。

 

 そのお菓子を見て、子は親が思う以上に親の行いを見ているようだと、ちょっとドキッとさせられました。

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