このWebサイト上の文書、映像、写真などの著作物の全部または一部をモラロジー研究所の了解なく複製、転用することを禁じます。
〒277-8654 千葉県柏市光ヶ丘2-1-1 TEL:04-7173-3111(代) FAX:04-7173-3113

公益財団法人 モラロジー研究所

  • b-facebook
  • Twitter Round
  • Instagram Black Round

November 8, 2019

October 19, 2019

Please reload

最新の記事

「いいところ」を見つめよう

May 1, 2019

 
 私たちは日ごろ、些細なことから大きな問題まで、さまざまなことに物事の善し悪しを判断する目を向けています。それは「好きか嫌いか」といった感情に基づいていることもあるかもしれません。

 

 そうした目は、自分自身に対しても向けられる場合があります。自分の中には誇れる長所もあるでしょうが、できれば他人の目には触れないように隠しておきたい短所もあるでしょう。短所や欠点が気にかかっているとき、私たちの心は暗く沈んでいきます。するとそのマイナス面に、ますますとらわれてしまうのではないでしょうか。

 

 周囲の人たちへ向ける目にも、同じことがいえます。中には「困った人だな」「なんとなく苦手だな」と思う相手もいることでしょう。そんなマイナス面にとらわれていては、相手を心から受け入れることはできず、人間関係がギスギスしてきます。

 

 私たちの物事を見る目は、一面的になりやすいようです。その点を自覚したら、とらわれから抜け出すためにも、積極的に人や物事の「いいところ」に目を向けるように努めたいものです。もちろん、自分自身に対しても。そうすることで、私たちの心は明るく穏やかになり、自分や相手の持ち味をよりよく伸ばして、円満な人間関係を広げていく手がかりが得られるのではないでしょうか。

 

 私たちの持つ長所と短所は、表裏一体であることが多いものです。善し悪しを判断する感情を取り除き、それを単なる「個性」や「持ち味」として冷静に見つめてみると、短所と思っていた点にも「いいところ」が見いだせるのかもしれません。例えば「おせっかい」は「親切」、「しつこい」は「熱心」、「頑固」は「意志が強い」というように。そして相手の「いいところ」が見えてくると、親しみが増してくることでしょう。

 

 私たち人間に与えられた「考える」という力。せっかくですからその力を、自分も周囲の人たちも少しでも喜びを感じながら生きることができるよう、プラスの方向に生かしていきたいものです。

 

令和元年5月号


※『ニューモラル』5月号のお求めは、こちら

Please reload

このブログは公益財団法人モラロジー研究所が長年の研究・教育の成果を多くの方々にフィードバックするために運営するものです。少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

最新の記事

November 8, 2019

October 19, 2019

Please reload

Please reload

過去の記事