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ごめんなさいが言えますか

February 1, 2019

 

 家族や友人、職場の同僚など、身近な人との間でトラブルが起こったとき、どのように対応しているでしょうか。

 

 いつも「自分は正しい」と思ってはいないでしょうか。相手ばかり批判して、心を傷つけるようなことをしてはいないでしょうか。済んでしまったことに、いつまでも愚痴をこぼしていないでしょうか。「私が悪かった」と反省し、素直に謝ることができているでしょうか。

 

 過ちや失敗は、誰にでもあることです。悪気はなかったとしても、自分のことを考えているうちに、つい他人に迷惑をかける行為をしてしまっていることもあるかもしれません。

 

 しかし、私たちはそのことについて他人から指摘や忠告を受けたとしても、素直に認めることができず、無意識のうちに自分を守ろうとする気持ちがはたらきます。そうして心に余裕がなくなると「ごめんなさい」のひと言が言えなくなり、ますます人間関係の不協和音が広がるのです。

 

 そんなときは、まずひと呼吸置いて、相手と自分の立場を交換し、相手の立場から自分自身の言動を見つめ直してみましょう。すると、知らず知らずのうちに相手の心を傷つけるような言動をしていなかったか、迷惑をかけていなかったかなど、それまで気づいていなかったことが見えてくるかもしれません。

 

 済んでしまったことを「あのときにこうしておけば……」などと悔やみ、後ろを向いて思い悩むばかりでは、次の一歩を前向きな気持ちで踏み出すことはできないでしょう。しかし「反省」は、後悔とは異なります。それは「不完全な自分」を自覚して、同じように「不完全な他者」を受け入れ、認めつつ、共に前向きに歩んでいくための力を生み出すものです。自分の失敗を誰かに指摘された場合なども「貴重な反省の機会」と受けとめて、明日への力にしていきたいものです。

 

 自分自身を冷静に省みる――その一日一日の積み重ねが、私たちの心を成長させ、周囲の人とのよりよい関係を築いていくもとになるのではないでしょうか。

 

平成31年2月号


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