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スパム(迷惑)メール

August 10, 2018

 

 

 忙しいときに携帯が鳴る。何かと思って確認すると、どう見てもスパム(迷惑)メール。仕事が立て込んでいる状況のときには、怒りを覚えつつ、目を通すことなく機械的に削除します。

 

 先日、妻が誕生日を迎えた折、知ってはいたものの、その日は家族全員が忙しく、誰も「おめでとう」とも言わず、淡々とその日が終わってしまいました。私も“今さら誕生日を祝うような歳でもないだろう”と思い、声をかけませんでした。

 

 その翌日、妻が私にこんなことを言いました。

 

「あーあ、私の誕生日を祝ってくれたのは、業者からの迷惑メールだけ。個人情報が漏れているのは気に入らないけど、誕生日を祝ってくれたので責める気になれないなぁ。むしろ、家族ですら声をかけてくれなかったので、うれしい気持ちで受け止めたわ」

 

 皮肉たっぷりに、笑顔で(ただし目が笑っていない)私にプレッシャーをかけてくる妻に戦々恐々としたものです。それはともかく、妻が言うには、心に余裕があるときに受け取ると、スパムメールを送ってくる側の心配をしてしまいます。例えば、メール一本送って、どれくらいの経済的リターンがあるのかな。スパムメールを送ることで何かメリットがあるのかななどです。相手を責める気持ちよりも、そうした感情が先に立つそうです。その受け止め方は、なるほどと思います。

 

 急な休日出勤の日。早朝、私のスマホにメールが飛び込んできました。見知らぬアドレス、スパムメール。“またか”とうんざりした思いで確認すると、タイトルに「おはよう!」とあって、拍子抜けしました。もちろん本文は見ずに削除しましたが……。どこかの誰かが不特定多数に投げたメールで、私にとっては何の意味もないメールです。でも、微笑ましい気持ちで、心の中で「おはようさん」と応えておきました。

 

 そして、なんとなくですが、妻の気持ちがわかったような気がしました。怒ったら損なのです。送る側に憤って責めてみてもスパムは止まらないのですから。

 

 妻とのやり取りの一件の後、スパムメールは軽く流すか、送った人が送らなくても済むような状況になったらいいなという気持ちになりました。

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