このWebサイト上の文書、映像、写真などの著作物の全部または一部をモラロジー研究所の了解なく複製、転用することを禁じます。
〒277-8654 千葉県柏市光ヶ丘2-1-1 TEL:04-7173-3111(代) FAX:04-7173-3113

公益財団法人 モラロジー研究所

  • b-facebook
  • Twitter Round
  • Instagram Black Round

November 8, 2019

October 19, 2019

Please reload

最新の記事

親孝行――安心と喜び

April 19, 2018

 

 小学5~6年生のころだったか、私は6歳年下の妹とお世辞にも仲が良いとはいえない状態でした。共通の話題もなく、寄れば喧嘩の毎日。喧嘩の後は、決まって両親に叱られたことを思い出します。 

 

 しかし、私が中学生になると、徐々にいさかいもなくなり、傍目には仲の良いきょうだいとなりました(もっとも、妹がどう考えていたかはわかりませんが)。おそらく、自分が成長したことに加えて、再三にわたる親の小言が効果を発揮したのかもしれません。

 

 現在、私には娘と息子の二人の子供がいます。親になってわかったのですが、子供たちが喧嘩を始めると、何が起きた? 原因は何? 怪我なんかするなよ、などと思って、心が落ち着かなくなります。私と妹が大騒ぎしていたとき、両親も同様に心配していたのだろうと、反省させられました。

 

 私と妹はそれぞれ独立し、生活しています。ですが、親にしてみれば、自分が生み育てた子供は、どんなに成長しても「わが子」。常に心配し、気づかってくれます。そうした親の心を思うと、まずは自分の体を大切にすること、また、兄弟姉妹が仲良くすること、そして円満な家庭を築いていくことを心がけなければと思います。それは親の心に安心と喜びが生まれることにつながるでしょう。

 

 親孝行と言うと、プレゼントをすること、食事や旅行に招待することなどを思いつく人も多いことでしょう。また、老親の日常の手助けや、看病・介護などに尽くすことも、その一つです。

 

 しかし、親孝行するうえで、基本としてまず考えなければならないのは、「親に安心していただく」ことだと強く思うのです。

 

「相手に心配をかけない。安心を与えたい」という心がけは、どんな人間関係においても大切だと思います。それは親に対しても同様です。子供たちが同じ心で尽くす姿を見たとき、両親はどんなに安心し、喜んでくれることでしょうか。

 

 妹と電話で、両親を誘って旅行する打ち合わせをしていたとき、そんなことが頭に浮かんだのでした。

 

Please reload

このブログは公益財団法人モラロジー研究所が長年の研究・教育の成果を多くの方々にフィードバックするために運営するものです。少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

最新の記事

November 8, 2019

October 19, 2019

Please reload

Please reload

過去の記事