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25 忙しいときに限って

March 19, 2018

 今回の『ニューモラル』は「忙しいときに限って」(No572、平成29年4月号=「主体的に受けとめる」)。私たちの生活の中では、すべて自分の思うように事が運ぶとは限りません。時には不運と思えるような出来事が次から次へとやってくることも。自分の身に降りかかる出来事をどのように受けとめていったらよいかを考えるお話です。

 

 宮下和大・麗澤大学外国語学部准教授は、まず「忙しいという感覚は、非常に主観的なもの。私自身このラジオ出演の話をいただいたとき、初めてのことなので身構える部分がありましたが、今ではいろいろな方と出会え、どのように番組がつくられているかを学ぶことができ、貴重なチャンスをいただけたと感謝しています」と感想を述べます。

 

 続けて、(今回の話は忙しい中でいろいろと役を押し付けられて……と主人公が不満を募らせる部分が出てくるが)「問題の本質は忙しさにあるのではなくて、自分にその役割が務まるかという“不安”からきている」「『忙しいときに限って、大変なことが重なる』ことは誰もがよく経験する。そこで押し付けられたと感じればイライラが募ってしまうもの。こうした“不満”も“忙しいときに限って”という気持ちを強めてしまう」「 “不安”と “不満”に向き合い、解消していくこと。新しい役割を担うときは、自分に期待する気持ちに精一杯こたえようと考える。役割を十分に果たせるかどうかは、後からついてくること。失敗したらそのときは相談すればいい。そうした態度が大切」と語りました。

(画像:左・コメンテーターの宮下和大さん、右・パーソナリティの椎名倫子さん))

 

 インタビュー「この人のちょっといい話」のゲストは、岐阜県羽島市で印鑑彫刻業を営む宮田敏子さんです。

 

 敏子さんが印鑑彫刻業を始めたのは夫の言葉がきっかけだったとか。敏子さんの父親が70歳になったのを機に印鑑彫刻業の店を閉めようと考えている、という話を聞いた宮田さん夫妻は、敏子さんの実家を訪ね、食事会を催すことに……。

 「父と夫がお酒を飲みながら仕事の話をしたとき、父がふと見せた表情を夫は見逃さなかったのですね。突然、『お父さん、印鑑の仕事、敏子にやらせてやってもらえないでしょうか』と言ったのです。両親はもちろん、私もびっくりしました。夫はどうしたら親に喜んでもらえるんだろうか、ということをずっと考えており、父の寂しそうな様子を見て、とっさに言ったのでした」

 

 敏子さんが宮田家に嫁ぐにあたっては、義父母がやっていた機屋の仕事を手伝うことが条件だったそうです。そのため、敏子さんは夫の温かい思いに感謝しながらも、「そんなことはできるわけない」と思ったそう。しかし、義父母は温かく許可してくれたのでした。

 

 敏子さんは父親から印鑑彫刻業の仕事を学び、無事お店を開きます。しかし、商売には忙しいときもあれば暇なときもあるもの。あるとき、「最近、仕事の注文が少ないな。パートに出ようかしら」と夫に言うと、「儲けるためにやっているんじゃないだろう。お父さんに喜んでもらうために始めた仕事だろう」と窘められたのだとか。以来、親孝行の思いを胸に、仕事に当たられているそうです。

 

 このほか、お客に思いを寄せて取り組むこと、よい印鑑の条件などを語られました。
(画像:右・ゲストの宮田敏子さん)

 

 

 

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