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24 家族のきずなの再点検

March 12, 2018

 今回の『ニューモラル』は「家族のきずなの再点検」(No422、平成16年10月号)。社会で活躍する女性が多くなり、出産後も仕事を続ける人が増加。幼子を抱える共働きの若い夫婦の諍い等を例に、夫妻の関係、あり方を考えます。

 

 宮下和大・麗澤大学外国語学部准教授は、「私たちも共稼ぎで、子供は平日託児所にお世話になっている。忙しいときはどうしても夫婦間での衝突が増えるもの」と共感の言葉を述べたうえで「再点検」のポイントを提示。

「忙しいという漢字は『心』に『亡ぶ』という字が組み合わさったもの。これでは感受性が鈍り、周りが見えにくくなる。だから、まずは自分の忙しさそのものを冷静に感じ取る『再点検』が必要」「忙しくても落ち着いて余裕のある人はいる。そういう人はふだんの生活を心で感じ、心で味わうことができている人。忙しいときこそ、心のバランスを再点検する必要がある」「自分にとって『大切なもの』は何なのかを振り返り、再点検したい。家族、仕事、自分、大切なものが多くなるほどしわ寄せは出てくる。全てを円満に行うようにはしたいが、できないときは、謙虚に自分の力不足を認めて歩むことが重要だ」と語りました。

 

 インタビュー「この人のちょっといい話」のゲストは、先週に引き続き、広島県三原市にある八天堂の森光孝雅社長。

 

 経営するパン屋が倒産危機に陥り、気づかされたのは父親の存在です。そこで、これまでないがしろにしてきたことを詫びようと父親のもとを訪ねると、父親のほうから先に謝ってきたとか。「悪かった」と涙を浮かべて言ってくれる姿に、「自分がどんなにだめな人間だったか」と反省させられるとともに、「今の自分があるのは父親をはじめ、多くの方々のお世話があったからだ」と気づかされたそうです。

 

 すると心の姿勢は変わり、いろいろな人がヒントやチャンスをくれるように。「ある方の『地産地消とか無添加とか天然酵母とかこだわりの袋詰めパンがスーパーにない』という言葉をヒントに、スーパーにそうしたパンを置いてもらえないかと頼んだところ、すぐにいいよと言っていただきました。こだわりのパンだから、従来品より20円、30円高くても売れる。そのうち、県内のほとんどのスーパーでも置いてもらえるようになり、3年程でV字回復を果たすことができました」。しかし、大手メーカーや地元にある焼きたてパン店も参入し出し、徐々にその状況に翳りが……。

 

 そこで「中小企業は得意な分野に特化しないと生き抜けない」との考えから、100種類ものパンを作っていたやり方をやめ、1点集中でやっていこうと決意、1年半の試行錯誤のうえ、「くりーむパン」を完成させます。シュンペーター(経済学者)のイノベーション理論より、“新製品は奇をてらったものである必要はない。今あるスタンダードのものを掛け合わせればよい”と学び、いろいろなスタンダードなパンから「くりーむパン」を、そして日本人が好きな口どけのよさというスタンダードを導き出したのです。出来上がった「くりーむパン」は日を追うごとに売れ行きを伸ばすと同時に、「自家消費であるパンにお土産市場があることを気づかせてくれた」とも言います。

 

 このほか、八天堂の未来、社員への思い、若い人たちへの言葉などを語られました。
(画像:左・ゲストの森光孝雅さん、右・パーソナリティの椎名倫子さん)

 

 

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