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「譲る」に益あり

February 28, 2018

  電車やバスの車内で、他人に座席を譲ること。狭い道を通り抜けるときに「お先にどうぞ」と譲ること――。私たちの日常を振り返ってみると、こんなふうに「譲るモノ」や「譲る相手」が明確な事態ばかりでなく、もっといろいろな場面に「譲ったり、譲られたり」というやり取りがあることに気づくかもしれません。


「譲る」とは「自分は退いて、他人に有利になるように取りはからうこと」と説明できますが、多くの人たちの複雑な関わり合いによって成り立つ社会では、それは必ずしも「他人を優先させて、自分は損をすること」とは言いきれません。また「自分だけは得をするように」と思って行動したところで、必ずしもうまくいくものでもないでしょう。一歩引いて譲ったことが、めぐりめぐって自分自身にも利益を与えてくれる――そんな事態もあり得るのではないでしょうか。


 例えば、狭い通路で大勢の人が「われ先に」と殺到すれば、大混雑が発生し、時にはトラブルが起こることもあるでしょう。そうした事態を回避して、自分にとっても他人にとってもよい結果をもたらすのが「譲る」という心がけなのかもしれません。つまり、先を急ぐ気持ちを少し抑えて「お先にどうぞ」と譲り合ったほうが、「われ先に」よりも安全に、そしてお互いに気持ちよく通行できるという面もあるのです。


 一人ひとりがこうした心がけを持つことから始まる「感謝」と「思いやり」の連鎖によって、自分も他人も気持ちよく暮らすことができる社会が築かれていくのではないでしょうか。

 

平成30年3月号

 

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