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私たちを孤立から救うもの

February 28, 2018

 

 かつてない大惨事となった東日本大震災の後を受け、テレビ等では企業のCMを自粛し、ACジャパン(旧公共広告機構)の「心づかいと思いやり」「あなたはひとりじゃない」「日本が一つのチーム」などのCMが多く放送されていました。また、悲惨な状況の中で、行方不明になった家族や友人を心配する姿、離ればなれになった家族が再会する姿、被災者同士で助け合う姿に感動し、あらためて家族愛・隣人愛の大切さ・すばらしさを痛感した方も多かったのではないでしょうか。

 

 この出来事をきっかけに、災害や命について親子で話し合った家庭もあったことでしょう。親は、子供がかけがえのない存在であると思い、その子を守るために全力を尽くします。そんなことは言わなくても分かるだろうと、あえて口にしない方もいらっしゃることでしょう。しかし、ときにはその思いをきちんと言葉で伝えることも大切で、確かに伝わることにより、子供に信頼感や安心感が生まれます。子供が成長する上で必要なものは、よい暮らしや環境、教育だけではないはずです。心身ともにのびのびと育つためには、子供が親から愛されていると実感できることが大切です。その思いも、言動になって表れないとなかなか伝わりにくいものです。

 

 私たちは突然訪れる困難に対して、ともすると悲観したり、不平を抱いたり、自暴自棄に陥ったりすることがあります。もちろん、その苦しみは味わった当事者にしか分からないものでしょう。しかし、その苦しみを通して家族との深いきずなや、自分を支えてくれるたくさんの人との出会いにあらためて気づくことができます。子供たちにも、父母・祖先から受け継いでいる命の「つながり」、学校や職場での友人や仲間をはじめとする、社会における多くの「つながり」の中に生きていることも伝えたいと思います。これらの深い「つながり」に支えられているという意識は、私たちを孤立から救い、よりよく生きるエネルギーを生むことにもなるでしょう。

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