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22 生きる力が湧いてくる

February 26, 2018

 今回の『ニューモラル』は「生きる力が湧いてくる」(No394、平成14年6月号)。大学時代、さして目的もないまま留学を志望するが、「中途半端な考えではいけない」と父親に反対された主人公。その後、就職するも、仕事に慣れるにつれ、「このままでいいのか。自分のやりたいこととは違う」と現在の自分に対して気持ちが揺らぐ。そんな中、父親との会話から、親、祖先、家族がいるからこそ、今の自分は存在する、と気づいていく……自分が今なぜここにいて、どう生きるべきかを考える物語です。宮下和大・麗澤大学外国語学部准教授は、まず「青年期は自分が何者で何をしたいのかという悩みを抱えるもの。『このままでいいのか』という違和感はあるほうが自然」と主人公の考えを認めます。そのうえで、「こうした状況を解決するには『自分とはいったい何者か』ということを自分なりに理解することが助けになる。今回の話に出てくるように、親や祖父母の人生を振り返ってみると、自分が今ここにいる背景にはどんな喜びや苦難があったのかに思い至ることができるはず。そして親、祖先がよりよい未来のあり方を求めてきた結果が、そのバトンリレーの最前線である『今の自分』につながっていることにも気づく。自分にとって、これから発展させ、補っていくべきものは何かを考えることが、『ぶれない自分』をつくり、『自分のやりたいこと』を見つけるヒントになる」と語りました。

 

 インタビュー「この人のちょっといい話」のゲストは、先週に引き続き、岐阜市にあるサンポーコーポレーションの中村修一会長。社名は「三方よし」に由来するもので、道徳性豊かな人づくりを通して、人と社会を幸せにすることをめざしています。同社は飲食店のフランチャイズ経営を主な事業としているため、マニュアルや商品開発などは本部から一律で提供されますが、こうした人づくりに取り組むことで、お客様と笑顔で触れ合えるようになり、他社との差別化にもなっているとも。10年前には「サンポークレド」を策定。クレドとは会社や会社に集う人、そしてその会社に関係のある人すべてが大切にしたい「考え方や行動基準」をわかりやすい言葉で表現したもの。カードにして社員全員がいつでも閲覧できるように携帯、自分たちの行動が常にクレドの基準に合致しているかを検証しながら業務にあたっているのだとか。成果は着実に浸透しつつあり、中村会長によると、「あるショッピングセンターでのことですが、通路で嘔吐して苦しんでいる子供がいました。店舗外でしたが、たまたま私どもの店員が通りがかり、すぐに対処してきれいに掃除し、子供さんにも大事がないように接して送り出してあげた。すると、そのお客からすぐさまミスタードーナツ本部にお礼のメールが寄せられました」。同社では社員一人ひとりが「ありがとうと呼ばれる存在」となるために、さまざまな研修や支援制度を用意。「親孝行感謝制度」はその一つで、社員の父母の記念日(結婚記念日等)には運営するレストランの食事券や商品券などを渡して、親孝行に役立ててもらっているそうです。

(画像:左・ゲストの中村修一さん、右・パーソナリティの椎名倫子さん)

 

 

 

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