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21 思いやりの「ひと声」

February 19, 2018

  今回の『ニューモラル』は「思いやりの『ひと声』」(No564、平成28年8月号)。駅で人から大きなバッグを当てられ、思わずよろけてしまう主人公。急いでいて気づかないとか、悪気がないということであっても、やられた側からすると、“ひと声かけてくれればいいのに”と思うもの。逆にこうしたことは自分でも気づかずに起こしているかもしれません。そんなときにどうすべきか……「言葉がけ」の大切さを考えます。宮下和大・麗澤大学外国語学部准教授は、まず英国での国際会議に出席した際にいろいろな国の人たちが皆、さりげない「思いやりのひと言」に笑顔を添えているのを見て、“これが世界の標準だ”と感じたことを述べたうえで、「なぜ日本では『たったひと言』が出にくいのか。そこには『言葉にしないで相手の気持ちを察する』という“日本ならでは”の思いやりの文化が影響しているのではないか」と推測。そして「今後ますます外国人が日本にやってくる。日本人自体も多様化していく。だからこそ、これまで日本で培われてきた相手の気持ちを察する『思いやり』にプラスして、『ひと声を掛け合う』グローバルな標準を取り入れた『思いやり』を実践していきたい。できれば『笑顔』もプラスして」と語りました。

 

 インタビュー「この人のちょっといい話」のゲストは、岐阜市にあるサンポーコーポレーションの中村修一会長。同社は中村さんの父親が経営する繊維卸商社と中村さんが勤めていた紡績会社が共同出資してスタート、現在、ミスタードーナツをはじめとするファストフードから、レストラン&ベーカリー、環境衛生等のフランチャイズ店として事業を展開しています。中村さんは昭和50年、29歳のときに同社に移ります。以前、ミスタードーナツ事業をアメリカより導入した鈴木清一氏(ダスキン創業者)から経営理念(祈りの経営)を直接耳にした経験もあり、「ドーナツ事業をやる以上、これを一生涯続けて人間性を高めたい」との意気込みを持ってのことでした。しかし、当時は赤字店舗ばかりで、人手も不足、人材自体も育っていないという状況。理想と現実の狭間で悩みます。そこで取り組んだのが、社員・パートとの徹底したコミュニケーション。「元気にやれていますか?」「困っていることは?」「仕事が終わったら飲みに行こう」……人を大切にする運営に心を配ります。さらに「社員が幸せになるにはどうしてあげたらいいか」を念頭に社員教育に尽力、経営理念を共有しつつ、社員・パートの夢や希望に耳を傾けます。そんな努力の甲斐もあり、経営はしだいに黒字化へ。しかし、その矢先、中村さんは大病を患います。頭の中には、家族や会社、働く仲間たちのことがグルグルと巡ります。病と闘い、「これは自分の今までの行いから起こったこと。神様から『お前、気をつけろよ』と忠告をいただいたのだ。それにこれまで自分は、よいことあればありがたい、悪いことがあれば人のせいにして不平不満ばかり言っていた。すべてを受け入れ、感謝できる人にならなければと心を入れ替えるきっかけにもなった」と笑顔で語られました。

(画像:右・ゲストの中村修一さん、左・パーソナリティの椎名倫子さん)

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