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⑲人のふり見て…

February 5, 2018

 今回の『ニューモラル』は「人のふり見て…」(No569、平成29年1月号=「意味」を見いだす)。朝から診療所に受診に行くも、パソコントラブルで一向に診察が始まらない。イライラを募らせる主人公。そんな状況の中、受付で怒鳴り散らす別の人の声‥‥。いかなる事態でも穏やかに受けとめ、前向きに過ごしていくにはどうしたらいいかを考える物語です。江島顕一・麗澤大学経済学部准教授は、「人のいいところは真似て、人のよくないところはわが身を振り返るいい機会になる」と感想を述べたうえで、3つのポイントを提示。「長時間待たされると文句の一つも言いたくなるが、感情的な反応は得てしていい結果をもたらさない。一旦落ち着いて物事をきちんと把握するように努めたい」「誰もが失敗や間違いで人に迷惑をかけた経験があるはず。そのときに相手からどんな対応をされたら気が楽になるかを省みたい(自分が嫌な場面に出くわしたら応用できる)」「イライラする場面では自分の尊敬する人を思い出すとよい。“その人ならそんなふうに悪くは言わないだろう”と思うことで、自分もさらに修行しようという気持ちになる」と語りました。


 インタビュー「この人のちょっといい話」のゲストは、福井市で安田蒲鉾㈱を経営する安田泰三社長。同社ではかまぼこの製造・販売に加え、かまぼこづくりが体験できる「かまぼこ道場」を開設し高い人気を得ています。きっかけは21年前に新工場を建設する際、母親で会長のタネ子さんより「一般のお客様が出来たてのかまぼこを食べられるようにして」と言われたことから。安田さんはその実現に向け、自分で打ちたてのそばが食べられる市内の「そば道場」に着目、さまざまなチャレンジをしていきます。しかし、幾度も失敗。それでも、体験用の道具を自分たちでつくるなどして、初めて来た人でもなんとか作れるような状態にまで仕上げます。現在、週末には300~400人の体験客が訪れるほどで、さらには福井県の小学3年生の9割ほどが体験授業の一環として訪れるそう。子供たちからは、「出来上がった製品を家に持ち帰って、お父さん、お母さんに食べさせたらすごく喜んでくれた」「『これからはスーパーで練り物を買うときは安田蒲鉾のものにしてね』と言っています」などの感想も。母・タネ子さんの思いを叶えるために始まった「かまぼこ道場」。「親孝行ですね」という問いかけに、安田さんは「実は昔は親不孝でね。しかし、私が20歳のときに社長だった父が急逝し、以来、母が社長として一生懸命がんばってきた。その後ろ姿を見て育ってきたので、なんとか母に楽をさせたいという思いで仕事を続けてきました」とこたえます。最後に、現在かまぼこ市場が縮小していることに触れ、「『かまぼこ道場』でおいしいかまぼこの味を体験してもらい、皆さんがもっとかまぼこを召し上がりたいと思ってもらえたらと、一生懸命にやっております」と語られました。
(画像:右・ゲストの安田泰三さん、左・パーソナリティの椎名倫子さん)

 

 

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