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⑰どうせやるなら……

January 22, 2018

 今回の『ニューモラル』は「どうせやるなら……」(No575、平成29年7月号=「すべきこと」の向こう側)。お世話になっている人から自治会の清掃活動に誘われたが、なんとなく気持ちが乗らない。「だれかがやらなければならないこと」と理解しながらも重荷に感じ、仕方なく取り組む主人公。このような負担感から解放され、やりがいや喜びを感じながら物事を行うためにはどのような心が必要かを考えます。江島顕一・麗澤大学経済学部准教授は、「誰もが多かれ少なかれ家庭や職場、地域などで“すべきこと”がある。義務で行うことが多いかもしれないが、自分にとっての“すべきこと”をしっかりと頭に思い浮かべたい」「やる以上は少しでも楽しめる工夫をすること。主人公は地域清掃が自分の息子のためになり大切なことだと気づけたが、そういう考えに至らなくても、単にダイエットや運動不足の解消といった自分の健康増進を目的にするのでもよい」「 “すべきこと”が負担だと感じるときは、いわゆるポジティブ思考の人に話を聞いてもらったり、相談したりするとよい。自分にはない視点や物事の捉え方を示してくれるのでお勧めしたい」と解説しました。
(画像:江島顕一さんとパーソナリティの椎名倫子さん)

 

 

 インタビュー「この人のちょっといい話」のゲストは、群馬県太田市でご主人とともに定方農園を営む定方真記さん。結婚後は、郷里の秋田県で家業に従事していましたが、平成7年、ご主人が農業を始めるために群馬県の実家に戻るのを機に就農、現在、自然農法での野菜づくりに取り組んでいます。扱うのは主にネギやゴボウ。それも、味はよいが成長が不揃いで大量流通に向かないとされる、昔ながらの地方野菜・伝統野菜。自然農法では土づくりが重要だといいます。「たとえばネギの場合、秋にネギを栽培する予定の畑に麦を蒔きます。冬を越え、春に麦の穂・葉が伸びてきたころに、あえてその麦を刈って、土に返します。そうすると、麦を餌として、土壌微生物やミミズなどの多くの生物が活発に動きだして、生きている土、豊かな土になるのです」。これは“野菜が育つのを手伝うことが人の仕事”というご主人の考えに基づくものだとも。とはいえ、自然が相手なだけにままならないことも多いそう。「道徳の勉強会で次のことを学びました。『世の中の動きには善いものと善くないものがある。まず世の中の動きに順応して、真理を守ることが大切だ』と。私たちはこれを畑に当てはめて考えてみました。たとえば1反の畑で野菜を栽培するとき、耕作面積いっぱいに栽培するのではなく、大雨対策として、あえて畑の周囲に溝を掘って雨水が逃げるようにする。耕作面積は10分の1ほど犠牲となりますが、残りの9割の面積で栽培すればいいのだと。自然に順応して、肝心の野菜たちが健康に育つことを第一に考えています」などと朗らかに語られました。
(画像:左・ゲストの定方真記さん、右・パーソナリティの椎名倫子さん)

 

 

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