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⑬そこに心の落とし穴

December 25, 2017

 今回の『ニューモラル』は「そこに心の落とし穴」(No.579、平成29年11月号=「働く喜び」を味わう)。就職して仕事に慣れ、自信も持てるようになったものの、ふとしたことから自分は評価されていない、頑張っているのに報われていないと感じてしまう主人公。こうしたときにどのような心に立ったらよいのでしょうか。野々村守春・モラロジー研究所出版部長は、「まずは初心に返ることが大切。今の仕事は自分一人でできるようになったのか、大勢の助けがあったのではないか、そのことに気づきたい。そうして、その恩を直接に返せればよいのだが、そうでないなら部下や周囲の人たちに“恩送り”していってはどうだろうか。また初心に返るためには、どんな仕事も雑務と思わず、心を込めて取り組みたい」と語り、謙虚な心、感謝する心で働くことの重要性を説きました。


 インタビュー「この人のちょっといい話」のゲストは、北山設計事務所相談役の北山正弘さん。北山さんは昭和50年に独立して会社を設立しましたが、当時は高い技術力を競うという時代に突入していたそう。そのため、技術力のある人材を採用・育成すると同時に、自身も「税金に困っている建て主さんはかなり多い。その人たちに何か手助けができないか」という発想から国税局に勉強に通い、税務的な技術力を磨いたと言います。さらに、パソコンのソフトメーカーと連携し、事業収支計算ソフトを開発、業界に先駆けて、建物を建てた後の事業収支に配慮した建築設計を提案していきました。それによって、営業部門は置いていないにも関わらず、多くの方から仕事の依頼を受けるようになったのだとか。仕事の中で特に心がけたのは「建て主に後悔しない建物を残す」ということ。事業収支はもちろん、時間軸や空間軸はどうか、機能的動線はどうなのか、といった計画・企画段階に1年以上時間をかけることもしばしばだったそうです。


 ところで北山さんは、10数年前に交通事故で瀕死の重症を負ったことがあると言います。病室で目を覚ますと、ベットの横には事故を起こした青年が怯えるように立っていたが、北山さんは青年を恨むことなく、「けがしなかったか」と声をかけたのだとか。青年は当時両親との関係がうまく行っていなかったが、お見舞いに訪れるたびに北山さんから「親孝行をしているかい? 親孝行は大切だよ」と言葉をかけられ、親との関係を改善していったとも。北山さんは「事故により家族や仕事先など多くの方に支えられていることに気づかされました。感謝の心、相手を思いやる心の大切さを、次の代に繋げていくことが私に課せられた課題だと思っています」と結ばれました。
(画像:右・ゲストの北山正弘さん、左パーソナリティの椎名倫子さん)

 

 

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