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今、求められているもの――尊敬しあう「互敬」の精神

December 9, 2017

 

 台風シーズンのころ、ふと、思い出した話です。二十年ほど前、小学五年生の娘の授業参観に出席したときのことです。三十代の女性の先生が、「台風ができるまで」という内容を見事に展開し、ほれぼれするとともに、今の子は幸せだとつくづく思いました。

 

 帰ってから、娘に「理科の授業、おもしろかったね。いい先生でよかった」と言うと、にっこり笑って、「うん、よくわかったよ。先生のこと、大好きだよ」と答えてくれました。担任の先生が褒められたのが、自分のことのようにうれしかったようです。

 

 それから半月後、台風が日本列島に襲いかかりました。私が「今度の台風は大きいぞ! 気をつけないと」などと家族に台風についてのうんちくを語ると、娘が「お父さん、よく知ってるね」と驚いたようすで言います。

 

 すかさず妻が、「お父さんも、テレビや新聞をよく見て、台風のことを勉強してるんですよ」と助け舟を出してくれました。そのとき、娘は、担任の先生に負けないくらい勉強家? のお父さんを少し尊敬してくれたのでしょうか。

 

 子供の教育にとって、家庭、学校、地域の連携と協力がいかに大切か、私たちは気づいています。その第一歩は、お互いの良さや持ち味をそれぞれが認め合い、尊重することにあると思います。先生に要望したいことも、親に気をつけてほしいことも、たくさんあることでしょう。でも、親はわが子の良さや先生のすばらしさを、先生は親の大切や一人ひとりの子供のすばらしさを伝えたいものです。

 

 子供の教育に限らず、今、社会の中で最も求められているのは、お互いを尊重し、尊敬しあう「互敬」の精神ではないでしょうか。

 

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