December 31, 2019

 お正月の神社仏閣は、三が日を中心に初詣の人たちでにぎわいます。その機会には、多くの人が「どうか今年もよい1年になりますように」と祈るのではないでしょうか。

 ある小学校の先生は、道徳の授業に関連して、子供たちにこんな問いかけをしたそうです。

 「もし自分がその神社の神様だったら、どう思うかな」

 すると、子供たちの反応は……。

 「そんなにたくさんの人からお願いされても、応えられない」

 ……もっともな話です。これを受けて、先生は子供たちに語りかけます。

 「神社やお寺では、自分のことを“お願い”するのではなくて、“感謝と誓い”をするものでは...

December 19, 2019

 多くの家庭と同様に、我が家でも子育てに関しては主に妻が力を入れています。子供と接する時間が父親に比べて母親のほうが長いので、こればかりは仕方ないことなのかもしれませんが、ともかく父親として子育てに関与していく隙間が少ないのが現実です。

 いささか手前みそになりますが、私が妻の子育てを見ていて思うのは、本当に細かなところまで心を使っていて、到底真似できそうにないということです。

 例えば、子供に対して道筋を指し示すことはあっても、押し付けがほとんどありません。「勉強しなさい」と伝える場面があったとしても、ストレートにそう言わず、「将来、...

December 9, 2019

 家庭内で起きた事件がメディアで取り上げられるたび、壊れてしまった家庭ももともとは笑顔があふれる夫婦から始まったのであろうし、子供が誕生したことで喜びに包まれた瞬間もあっただろうに……と、その風景が浮かんできて、悲しさが心に広がります。どこか廃墟と化した遊園地を見るような気がして、やるせない気持ちになります。

 家庭の中の明るさは、夫婦の仲の良さ、笑顔の多さに投影されたものと感じます。夫婦仲が悪く笑顔がなければ、どうしても家の中は明るくならないし、安心が生まれません。さらに言えば、よくも悪くも、子供は両親の姿を見ているので、その後ろ姿...

December 4, 2019

 Aさんには、30年以上前に高校時代の恩師から教わって、今でも心に留めている話があるといいます。

 ――誰かについての「いい話」……例えば「よいことをした」とか「すばらしい人だ」といったことは、直接本人に伝えるより、むしろ周囲の人たちに伝えよう。「いい話」を聞いたら、みんな心温まる思いがするでしょう。直接の褒め言葉はおべっかのようになって、お互いのためにならないこともあるが、巡り巡って本人の耳に入った言葉なら「自分の知らないところで、そんなふうに言ってくれていたのか!」と、かえって喜びが大きくなるのではないかな。反対に、「よくない話」...

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