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August 29, 2019

 人は、たいていの場合、自分の正しさを信じているものです。その正しさは「普通」とか「通常」という言葉に置き換えられます。

 ところが、往々にして他の人と意見の食い違いが出るもので、家庭の中でも、結婚したばかりの夫婦が今まで育ってきた環境の違いから、お互いの意見がぶつかり合うことも。例えば、「目玉焼きには醤油かソースか」「掃除は風呂が先か、台所が先か」など……。

 それらのことは、家庭内で帰結するルールなので夫婦で話し合えば済むことですが、明文化された法律になると、話がややこしくなります。

 車の運転をしているとよくわかるのですが、道交法を...

August 19, 2019

 使われなくなったビルの窓が一枚割れていると、ほかの窓を割ることにも抵抗がなくなります。これが補修されないままだと、「このビルは誰からも管理されていない」というサインになって、自然と非行少年たちが集まって犯罪の温床となり、その地域で犯罪が増加につながります。社会学では、これを「割れ窓理論」と呼び、犯罪防止のためには、最初の小さなきっかけをつくらないことが大切であると考えます。

 本来の「割れ窓理論」は、軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論ですが、反社会的な行動の痕跡を放置するこ...

August 10, 2019

 ある日、常務に呼ばれて常務室のあるフロアーへ行き、書類を受け取ったときのことです。自分の部署に戻ろうとエレベーター前で待っていたところ、ドアが開くとそこにはなぜか常務の奥様が。

 私が笑顔でご挨拶をしようとした瞬間……。

「電話で“ホールで待っているから”と言われたのに、誰もいなかったじゃない。○○社長とのお約束の時間が迫っているというのに。早く社長室まで案内して!」

 突然、奥様に叱りつけられました。電話も何も、その日に奥様が来社することすら知らなかった私は、混乱しながらも社長室まで案内しました。

 その後、自分のデスクに戻るも、形容し...

August 1, 2019

 総合人間学モラロジーの創建者・廣池千九郎(法学博士、1866~1938)は、大正から昭和の初めにかけて「道徳の科学的な研究」に取り組みました。その廣池に、次のようなエピソードがあります。

 昭和4(1929)年3月、廣池が2人の随行者を連れて講演先へ向かう道中の出来事です。乗っていた汽車が途中の駅で止まったかと思うと、その先でトンネルが崩落したとの知らせが入り、下車を促されました。復旧を待っていたのでは、講演先との約束の時間に間に合いません。一行は駅前でタクシーを頼み、3人を乗せて目的地まで20円で行ってもらうことになりました。

 荷...

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