March 19, 2020

 聖路加国際病院理事長の日野原重明氏は、次のように述べています。

「鳥は飛び方を変えることはできないし、カンガルーは跳ね方を変えることはできません。しかし、私たち人間は、どの時期においても、変えようと思えば生き方を変えることができます」(『「生き方上手」の秘訣』モラロジー研究所)

 私たちの人生は、自分ではなんでもないと思えるような日々の小さな行いと、目には見えない心づかいの積み重ねによって形づくられています。こうした「小さな行いと心づかい」を変えていくことこそが、「生き方」を変えることにつながっていくのでしょう。私たちの心は、日々、プ...

March 10, 2020

「世の中には二種類の人間がいる」

 こういう言い回しを、小説やドラマの中でよく見かけることがあります。これにならって、これからのお話しを表現すると、

世の中には2種類の人間がいる。

「私にわかるように話せ」

という人間と

「私が理解してみせよう」

という人間が――

とでもなりましょうか。以下は若かりしころの私の体験です。

 取引先に電話をすると、年配の男性が受話器を取りました。用件を話したところ、担当部署に電話を回してもらうことになりました。

「失礼ですが、もう一度お名前をお願いいたします」

 そこで、私が自社名を言いかけると、その言葉をさえぎって、

「...

February 20, 2020

 私は、子供のころ体が弱く、難病指定を受けていた病気に罹っていました。小学校一年のときは、最初の一学期しか学校に通うことができず、2年生が始まってもまだ入院していました。

 そんなとき、父の母、私にとっての祖母に、以前、助けていただいたとおっしゃる方々が、私が入院していることを耳にして、家に訪ねてこられました。入院期間が長いことを聞いたその方々から、父はいろいろなアドバイスをもらい、また体によい食べ物をいただくなど、物心共に助けていただいたそうです。

 その後、快復した私は、大人になってから父に、「あなたの今があるのは、周りの人たちに助...

February 10, 2020

 私たちの団体では全国各地で小学生等を対象としたエッセイ募集事業を行っています。次の物語は東北の担当者さんからうかがったお話です。

 ※

 その少女は、小学3年生のときに小児脳梗塞にかかりました。病院に行って手術をし、半年の療養の末、学校へ帰ってきました。帰ってきたものの、半身がうまく動かせなくなったままの状態でした。

 少女は体育がとても大好きでしたが、そうした状態のために体育ができず、大きなストレスを抱えるようになります。

 お父さん・お母さんは共稼ぎで、家にいてくれるのはおばあちゃんだけ。そのおばあちゃんに、少女は学校から帰るといつも...

January 30, 2020

 約40年前、小学校6年生のときの臨海学校における実体験です。

 朝食の準備を進めているとき、並んでいる机の一番端に座っていた私は、先生から、

「4人分の席をつくっておいて」

と申しつかりました。そこで私は、クラスメイトに空いている席を埋めるようにお願いし、自分が座っていた場所の反対側のスペースに4人分の席を確保しました。

 しかし、私が自分の席に戻ると、そこには他の人が座っています。そこで先生に、自分の席がない旨を伝えると、

「だから自分も含めて4人分の席をつくれと言っただろ! また席の並べ替えをしなくてはならないだろうが! 自分の席は自分...

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March 31, 2020

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